千葉大学医学部構内の七天王塚

千葉市の怖い伝説というと、まず浮かぶのが「千葉大学医学部構内の七天王塚」の話です。
私の母が千葉大学内にある研究所に勤めていたこともあって、七天王塚の話は何度か聞いています。

千葉大学を囲むように、7つの塚が北斗七星の形に配置されています。そこに植わっている木の枝を切り落とそうものなら、その人は祟られるというのが伝説になっています。
7つの塚のうち祟りにあうのが3番目の塚にある老木で、母の話によると、一度、工事のために枝をちょっと触っただけで帰りに事故に遭った人がいたり、実際に伐採した千葉大学の教授が亡くなったということもあるそうです。

この七天王塚は、このあたり(千葉市中央区亥鼻町)に居城があった千葉氏が、一族の繁栄を願って作ったといわれるものです。北斗七星の形に配置したのは、千葉氏が北斗七星を崇拝していたからのようです。
一つの塚の近くにある看板にはこんなことが記されています。
「医学部構内外に散在するこの7つの古塚は「七天王塚」「七つ塚」と呼ばれ、疫病や災害を除く神として崇められている。亥鼻城の大手口に北斗七星の形に配置してあり、七つの塚の一つである」
また、一説には七天王塚は千葉氏の7人の兄弟を弔った墓であるとか、平将門の「七騎武者」の墓とも伝えられています。(千葉市教育委員会より)

スピリチュアルツアーができそうな七天王塚です。

次は、伝説とも言い伝えともいえませんが、千葉市若葉区の私の家の近くにある民家の話です。
なかなか立派に建てられた一軒家です。最初に購入した人は1週間で家を出ていってしまいました。次に購入した人も1週間で家を出て行きました。そのたびに家の価格が下がっていき、とうとう購入価格が2~300万円になっても買い手がつきません。
不審に思った人が一晩、その家で寝てみると、赤ちゃんの泣き声が聞こえたり、雨が降っていない夜なのに激しい雨の音がしたりで、とにかく眠られなかったようです。

聞いたところでは、ここは建築する際に墓土を盛ったらしい、ということです。地元では有名な話です。

七天王塚の伝説と同じように一軒の家にまつわる話も、普段、日常生活で忘れがちなス

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